ほんとに大学行きたい?
- 水野 涼子
- 2月2日
- 読了時間: 1分
「本当に大学行きたいの?」
高2の女の子で家庭教師の授業をよく休む子がいました。
その子ははじめに病弱だって自己申告してて、月に1、2回は体調不良で授業をお休みしてたんです。
でもね、お母様がこっそり、授業は休んでも何時間もゲームしてるって教えてくださったの。
と言っても本人は仮病を使ってるというつもりはなくて、本当に具合悪くなるんですね、
やりたくないことやろうとすると。
でね、私聞いちゃいました。「本当に大学行きたいの?」「大学に行ったら何したい?」って。
そしたら、「お母さんに監視されずにゲームやりまくったりYouTube観まくりたい」って返ってきた。
じゃぁさ、それを叶えようよ!ってことで大学受験の目的をそこに置いたんです。
そしたら彼女の受験への姿勢が変わって、授業を休むことも減っていきました。
高校生で、大学に行って何をやろうって決められる子は多くないんですよね。
そんな場合は、どんな形であろうと大学受験の目的を決められたら前に進み出せます。
そうやって進んでいくうちに、新しい目的が見えてくることもありますよ。
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